ふ‐ちゅう【府中】
1 律令制の国府(こくふ)。また、その所在地。 2 宮中に対して、政治を行う表向きの役所。
ぶつみょう‐え【仏名会】
陰暦12月15日(のちに19日)から3日間、宮中や諸国の寺院で仏名経を読んで三世諸仏の名号を唱え、その年の罪障を懺悔(さんげ)し消滅を祈る法会。仏名懺悔。お仏名。《季 冬》「板敷に光るつぶりや—...
ぶんえん‐かく【文淵閣】
中国、明・清代の宮中にあった蔵書の殿閣。清代には、「四庫全書」「古今図書集成」を収めた。
べんのないしにっき【弁内侍日記】
弁内侍の日記。2巻。寛元4〜建長4年(1246〜52)の間の宮中の行事を、和歌を交えながら記したもの。後深草院弁内侍集。
ほうそう‐し【方相氏】
《もと中国周代の官名》宮中で、追儺(ついな)のとき悪鬼を追い払う役。黄金四つ目の仮面をかぶり、黒い衣に朱の裳(も)を着、矛と盾を持ち、内裏の4門を回って鬼を追い出した。
ほう‐ち【鳳池】
1 宮中の池の美称。 2 中書省の異称。
ほくしん‐さい【北辰祭】
北極星をまつる祭り。古く、宮中などで盛んに行われた。
ほし‐の‐くらい【星の位】
1 星の並び。星座。「紫宵の上には—おだやかに」〈保元・上〉 2 《雲の上人を星にたとえて》三公。また、宮中に列する公卿・殿上人(てんじょうびと)をいう。星の宿り。「—は政(まつりごと)を助けし...
ほしぼとけ‐まつり【星仏祭(り)】
陰暦12月13日、星仏を買い求め、僧を招いてまつったこと。もと、新年に、宮中で星仏をまつった行事。
ほっ‐けつ【北闕】
《「闕」は宮城の門の意》 1 皇居の北の正門。 2 宮城。皇居。宮中。内裏(だいり)。