みや‐どころ【宮所/宮処】
1 皇居のある所。また、皇居。「藤原の—に幸(いでま)す」〈万・五〇・左注〉 2 神の鎮座する所。「松が根に浪(なみ)こす浦の—いつすみよしとあとをたれけん」〈続後撰・神祇〉
みやなが‐じけん【宮永事件】
昭和55年(1980)に日本で発覚したスパイ事件。元陸上自衛隊陸将補の宮永幸久が数年にわたり、防衛庁中央資料隊の後輩らから入手した秘密情報を旧ソ連大使館付武官に渡していた。宮永は自衛隊法の守秘義...
みやのうら‐だけ【宮之浦岳】
鹿児島県、屋久島の中央部にある山。標高1936メートルで、九州地方の最高峰。中腹に屋久杉、山頂には屋久笹が茂る。
みや‐の‐だいぶ【宮大夫】
中宮職(ちゅうぐうしき)の長官。中宮大夫。
みや‐の‐め【宮咩/宮売】
平安時代以降、不吉を避け、幸福を祈願して、正月と12月の初午(はつうま)の日に、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)以下6柱の神を祭ったこと。みやのめのまつり。
みや‐の‐わたし【宮の渡し】
旧東海道の宮宿(現在の名古屋市熱田)から桑名宿へ渡る海上七里の渡し。七里の渡し。
みや‐はじめ【宮始め】
1 初めて后(きさき)の地位に就くこと。立后(りっこう)。「—の作法、獅子、狛犬(こまいぬ)、大床子などもて参りて」〈能因本枕・九二〉 2 初めて皇居や神社を造営すること。「夢の伏見の—」〈謡・伏見〉
みやはら【宮原】
姓氏の一。 [補説]「宮原」姓の人物宮原昭夫(みやはらあきお)宮原清(みやはらきよし)
みや‐ばしら【宮柱】
宮殿や神殿の柱。「うかの山の山本に底つ石根(いはね)に—太知り」〈記・上〉
みや‐ばら【宮腹】
皇女の子として生まれること。また、その人。「—の中将は」〈源・帚木〉