みや‐ばら【宮輩/宮儕】
宮といわれるかたがた。親王または内親王のかたがた。「女院、—などの屋あまたあるに」〈能因本枕・一七六〉
みや‐びと【宮人】
《古くは「みやひと」》 1 宮中に仕える人。官人。「—もよろこびあへり」〈源・澪標〉 2 神に仕える人。神官。「あれにまします—の」〈謡・道成寺〉
みや‐ぶぎょう【宮奉行】
江戸幕府の職名。老中に属し、静岡久能山(くのうざん)の東照宮を警固した職。榊原(さかきばら)氏の世襲。久能奉行。久能門番。
みやべ【宮部】
姓氏の一。 [補説]「宮部」姓の人物宮部金吾(みやべきんご)宮部鼎蔵(みやべていぞう)宮部(みやべ)みゆき
みやべ‐せん【宮部線】
植物分布の境界線の一。千島列島の択捉島とウルップ島の間(択捉水道)に引かれる。この線より南側にはトドマツ、エゾマツ、ミズナラが分布し、北海道本島の植物相と共通し、北側ではシベリアやカムチャッカと...
みや‐ぼり【宮彫(り)】
神社・仏閣・宮殿などの欄間(らんま)や柱などに施した彫刻。「—師」
みや‐まいり【宮参り】
[名](スル) 1 神社に参拝すること。「家内安全を願って—する」 2 子供が生まれてのち、初めて産土(うぶすな)神に参拝すること。生後30日前後の場合が多い。産土参(うぶすなまい)り。初宮参り。
みやまえ【宮前】
神奈川県川崎市の区名。昭和57年(1982)高津区から分区。住宅地。
みやまえ‐く【宮前区】
⇒宮前
みや‐まんだら【宮曼荼羅】
本地垂迹(ほんじすいじゃく)説から生まれた神道曼荼羅の一。神域や社殿などの景観を描いたもので、神社の縁起や霊験を説明するために作られた。春日曼荼羅・熊野曼荼羅などがある。