おお‐みこともち【大宰】
《「みこともち」は勅旨を受けて任地を治める官》大宰府(だざいふ)の官吏。
か‐さい【家宰】
家の仕事を、その家長にかわって取りしきる人。
きゅう‐さい【宮宰】
フランク王国メロビング朝の最高官職。元来は王家の家政をつかさどるものだったが、王権の衰退とともに地位を高め行政職となったもの。マヨルドムス。
くに‐の‐みこともち【国の宰/国司】
大化の改新以前、朝廷から臨時に諸国に派遣されて、その国の政治を執った者。大化の改新以後は国司となる。
こく‐さい【国宰】
「国司」に同じ。
ご‐さい【御宰】
江戸時代、奥女中の供や買い物などの雑用をした下男。
さい【宰】
[常用漢字] [音]サイ(呉)(漢) 1 切って料理する。料理人。「庖宰(ほうさい)」 2 つかさどる。取り仕切る。「宰領/主宰」 3 つかさ。長。「宰相/家宰・太宰(たいさい・だざい)」 [名...
し‐さい【司宰】
《「司」「宰」ともに、つかさどる意》儀式などを、管理・監督すること。また、その人。
しゅ‐さい【主宰】
[名](スル)人々の上に立って全体をまとめること。団体・結社などを、中心となって運営すること。また、その人。「劇団を—する」
たい‐さい【太宰】
古代中国の官名。百官の長で、天子を補佐して諸政をつかさどった。