きょう‐えん【狂宴】
常識はずれの大騒ぎをする宴会。「—を繰り広げる」
きょう‐えん【竟宴】
1 平安時代、宮中で進講や勅撰集の撰進が終わったあとで催される酒宴。諸臣に詩歌を詠ませたり禄を賜ったりした。 2 祭りのあとで催される宴会。直会(なおらい)。
きょう‐えん【興宴】
興趣の深い宴会。おもしろい宴遊。
きょう‐えん【饗宴/享宴】
客をもてなすための宴会。「—を催す」 [補説]書名別項。→饗宴
きょうえん【饗宴】
《原題、(ギリシャ)Symposion》プラトンの中期対話編の一。詩人アガトン邸での祝宴で、参会者が順に恋の神エロスを賛美する演説をし、最後にソクラテスがエロスになぞらえて知恵の愛である哲学を...
きょくすい‐の‐えん【曲水の宴】
昔、宮中や貴族の屋敷で陰暦3月3日に行われた年中行事の一。庭園の曲水に沿って参会者が座り、上流から流される杯が自分の前を通り過ぎないうちに詩歌をよみ、杯を手に取って酒を飲んでから杯を次へ流すとい...
ごくすい‐の‐えん【曲水の宴】
⇒きょくすいのえん(曲水の宴)
ぎょ‐えん【御宴】
1 皇室や貴人の催す宴会。 2 相手を敬って、その人が催す宴会をいう語。
こう‐えん【公宴】
昔、宮中で行われた詩歌・管弦の会や宴。
ここぬか‐の‐えん【九日の宴】
「菊の宴」に同じ。