しち‐せいが【七清華】
公家(くげ)のうち、清華の家格である七家。→清華家
しょう‐でん【昇殿】
[名](スル) 1 許されて神社の社殿に昇ること。 2 平安時代以降、五位以上の者および六位の蔵人(くろうど)が、家格や功績によって宮中の清涼殿にある殿上(てんじょう)の間(ま)に昇ることを許さ...
しょさつ‐れい【書札礼】
平安時代以降、書状の書体・形式などに関するきまり。官位・家格などによって文言を変えたり、真・行・草の書き方を異にするなどの心得。弘安8年(1285)の「弘安礼節」で公家様式が確立され、武家でも室...
しん‐ぱん【親藩】
江戸時代の大名の家格の一。徳川家一門および分家で大名になったもの。尾張・紀伊・水戸の御三家や越前松平家など。
じゅん‐くにもち【准国持】
室町・江戸時代、大名のうちで領地・家格または席次が国持衆に次ぐもの。准国持衆。
じゅん‐こくしゅ【准国主】
江戸時代、国持(くにもち)大名に次ぐ家格の大名。国持並み。
せいが‐け【清華家】
公家の家格の一。摂関家に次いで大臣家の上に位し、大臣・大将を兼ねて太政大臣になることのできる家柄。久我(こが)・三条・西園寺(さいおんじ)・徳大寺・花山院・大炊御門(おおいみかど)・今出川(菊亭...
とざま‐しゅう【外様衆】
室町中期以降、足利(あしかが)氏の一門やその本来の家臣でない諸侯の家格を表す呼称。とざましゅ。
どう‐じょう【堂上】
《古くは「とうしょう」「どうしょう」とも》 1 建物の床の上。 2 室町時代以降の公家の家格の一。清涼殿への昇殿を許される家柄。また、公卿になれる家柄。堂上家。⇔地下(じげ)/堂下(どうか)。 ...
めい‐か【名家】
1 名望のある家柄。名門。「—の出」 2 公卿の家格の一。文筆を主とし、弁官を経て、蔵人(くろうど)を兼ね、大納言まで昇進できる家柄。羽林家(うりんけ)の下、諸大夫家(しょだいぶけ)の上に位する...