乞食(こじき)の系図話(けいずばなし)
乞食が落ちぶれる前の自分の家系についての自慢話をする意。言ってもかいのない愚痴を言うことのたとえ。
こせ‐は【巨勢派】
巨勢金岡(こせのかなおか)に始まる画家の家系。代々宮廷の絵所の中心的位置を占め、大和絵の発展に重要な役割を果たした。鎌倉時代以降は奈良興福寺に赴き、絵仏師として室町時代まで活躍。
こ‐だね【子種/子胤】
1 子となるもと。また、精子のこと。「—を宿す」「—がない」 2 家系・血統を継ぐものとしての子。「—を授かる」
ごう‐け【江家】
大江(おおえ)氏の家系。学者の家柄として菅家(かんけ)(菅原(すがわら)氏)と並び称せられた。
さぎ‐りゅう【鷺流】
狂言の流派の一。室町初期の路阿弥を流祖と伝え、江戸初期の10世鷺仁右衛門の代に家系・芸系を確立。観世座付きとして幕府に重用されたが、明治末年に廃絶。現在、新潟・山口などに地方芸能として名残をとどめる。
し‐ぜつ【死絶】
[名](スル) 1 息が絶えて死ぬこと。「最後まで病と戦ってついに—した」 2 家族全員が死んで、その家系が絶えること。
しちはふのやしき【七破風の屋敷】
《原題The House of the Seven Gables》ホーソンの長編小説。1851年刊。のろわれた家系の運命を描くゴシック小説。別邦題「七破風の家」。
しゅつ【出】
1 その土地・家系などから出ること。生まれ。出身。「藤原氏の—」 2 そこから出ること。また、出るもの。 3 出来のよいこと。「稽古、安心をなさば、などか、—不出の其のゆゑを知らざらん」〈拾玉得花〉
しょ‐そ【初祖】
家系・宗派・流派などの初代。
しょ‐だい【初代】
1 家系・芸道などで、一家を立てた最初の人。また、その人の代。 2 その職務に初めて就任した人。第1代。「—の校長」 [補説]系統的なものにおける「最初の・初めて」の意で、架空の人物やキャラクタ...