か‐どう【家道】
1 家が治まるために守るべき道徳。 2 一家の暮らしぶり。家政。家計。 3 代々その家に伝えられた技芸。
か‐ない【家内】
1 家の中。屋内。 2 家族。「—一同」「—安全」 3 妻。ふつう、他人に対して自分の妻をいうときに用いる。「—も喜んでおります」
かない‐あんぜん【家内安全】
家族に事故や病気がないこと。家族一同が息災であること。「—を祈る」
かない‐こうぎょう【家内工業】
自分の家の一部を作業場として、家族や家族的使用人の労働力と、簡単な技術・設備を用いて経営する工業の形態。
かない‐ろうどう【家内労働】
製造業者・問屋から材料の提供を受け、または買い受けて、自宅などで加工して工賃(報酬)を得る労働の形態。
かないろうどう‐ほう【家内労働法】
家内労働者の工賃の最低額、安全・衛生その他の事項を定め、労働条件の向上を図るための法律。昭和45年(1970)施行。
か‐なん【家難】
一家が被る災難。
か‐ふ【家婦】
妻。主婦。
か‐ふ【家扶】
1 律令制で、親王家・内親王家および臣下で一位の者の家に置かれた職員。家令(かれい)の下にあってこれを補佐した。いえのすけ。 2 もと、皇族や華族の家で、家令の下で家務・会計に携わった人。
か‐ふ【家父】
1 自分の父。⇔家母(かぼ)。 2 古代ローマにおける家族団体の長。