や‐かず【家数/屋数】
家のかず。戸数。
やか‐べ【家部/宅部】
上代、豪族諸氏の私有民。律令時代の家人(けにん)の前身とする説もある。「民部(かきべ)—らの事を宣ふ」〈天智紀〉
や‐ごし【家越し】
引っ越し。転居。家移(やうつ)り。「後を押す亭主—のしまひなり」〈柳多留・三〉
や‐さがし【家捜し/家探し】
[名](スル) 1 家の中を残らず捜すこと。「—してもなくした本が出てこない」 2 住む家を捜すこと。「私鉄沿線で—する」
や‐じょく【家職/屋職】
大工・左官など建築に関係する職業。また、それにたずさわる人。
や‐じり【家尻】
家・蔵などの後ろのほう。「出入りの不自由にないやうに、—をば大きく切りやれ」〈黄・金生木〉
やじり‐きり【家尻切り】
家・土蔵の後壁を切って侵入し盗みを働くこと。また、その盗賊。「盗賊(おおどろぼう)が—のすてきな材料にもなりしと聞く」〈逍遥・当世書生気質〉
家尻(やじり)を切(き)・る
家尻の壁を切って盗みに入る。「銀(かね)が欲しくば、汚い言ひがけせうより奇麗に家尻切れいやい」〈浄・生玉心中〉
や‐ぜい【屋税/家税】
家屋税または家賃のこと。
や‐だいく【家大工】
船大工などに対して、家屋を建てることを専門とする大工。