いえ‐どころ【家所】
家のある所。家のあった所。住居。「水江(みづのえ)の浦の島子が—見ゆ」〈万・一七四〇〉
いえ‐な【家名】
その家の呼び名。居住地・職業などによる家の呼び名。姓氏。また、屋号。
いえなか‐しょうひ【家中消費】
《多く「イエナカ消費」と書く》「巣籠もり消費」に同じ。
いえながにっき【家長日記】
⇒源家長日記
いえなきこ【家なき子】
《原題、(フランス)Sans famille》マロの児童文学作品。1878年刊。孤児の少年レミが、旅芸人の老人に引き取られ、さまざまな旅と人との出会いを通じて成長していく過程を描く。
いえ‐なし【家無し】
住む家のないこと。一定の住所を持たないこと。また、その人。やどなし。
いえ‐なみ【家並(み)】
[名] 1 家が並んでいること。やなみ。「古い—の続く旧街道」 2 家ごと。軒並み。戸ごと。副詞的にも用いる。「この一帯は—空き巣にやられた」 [名・形動ナリ]よその家と同じ程度であること。...
家(いえ)に杖(つえ)つく
《「礼記」王制から》50歳をいう。昔、中国では50歳になると、家の中で杖をつくことを許された。
いえ‐にれ【家楡】
セツブンソウの古名。〈和名抄〉
いえ‐ぬし【家主】
1 その家の主人。「早速神田の御宅を尋ねて見ると、早や—の二三人も代って居るので」〈鉄腸・雪中梅〉 2 貸家・貸間の持ち主。おおや。やぬし。