かく‐てい【客亭】
宿屋。旅館。
かた‐はたご【片旅籠】
宿屋にひと晩泊まって、夕食か朝食かの一度だけを食べること。かたどまり。「江の島で鎌倉武士は—」〈柳多留・初〉
かん【館】
[音]カン(クヮン)(漢)(呉) [訓]やかた たち [学習漢字]3年 1 大きな建物・屋敷。「館舎/帰館・公館・商館・洋館」 2 宿屋。「旅館」 3 役所。「大使館」 4 公共の建物・施設。「...
きちん‐やど【木賃宿】
1 江戸時代、木賃1を取り旅人に自炊させて泊めた宿屋。食事付きの旅籠(はたご)に対していう。木銭宿。 2 一般に、粗末な安宿。
くじ‐やど【公事宿】
江戸時代、訴訟や裁判のために地方から江戸や大坂に出てきた人を宿泊させた宿屋。宿の主人は訴訟人の依頼をうけて訴訟行為を補佐することを公認されていた。公事人宿。出入り宿。郷宿(ごうやど)。
くぜ・る【口舌る/口説る】
[動ラ四]《「くぜつ(口舌)」の動詞化。「ぐぜる」とも》 1 いろいろ述べたてる。「手前が言っちゃあきまりが付かない。女郎衆に—・らせろ」〈洒・多佳余宇辞〉 2 言い争う。痴話げんかをする。「(...
ぐう‐しゃ【寓舎】
仮住まい。仮寓。また、宿屋。
げき‐りょ【逆旅】
《「逆」は迎えるの意。「ぎゃくりょ」とも》 1 旅客を迎える所。宿屋。旅館。 2 旅をすること。旅。「—にして友なき哀れには、なにとなく心細き空に思ひしられて」〈海道記〉
こうそく‐じ【光則寺】
神奈川県鎌倉市長谷にある日蓮宗の寺。山号は行持山。日蓮の竜ノ口法難ののち、北条時頼の家臣宿屋光則が帰依して自邸を寺として寄進したもの。開山は日朗。
し‐しゅく【止宿】
[名](スル)宿屋などに泊まること。また、下宿すること。「知人宅に—する」