べっ‐しゅく【別宿】
宿を別にすること。別々に宿泊すること。また、その宿。
ほうこうにん‐やど【奉公人宿】
奉公人を周旋することを業とした店。奉公人の保証人にもなった。奉公人口入れ所。
ほたるのやど【蛍の宿】
藤本義一による、織田作之助の伝記。シリーズ「わが織田作」の第1作。昭和61年(1986)刊。第7回日本文芸大賞受賞。
みん‐しゅく【民宿】
一般の民家が営業許可を得て営む宿泊施設。
むぐら‐の‐やど【葎の宿】
葎の生い茂るにまかせた家。荒れはてた貧しい家。「思ひあらば—に寝もしなむ」〈伊勢・三〉
む‐しゅく【無宿】
1 住む家がないこと。また、その人。やどなし。 2 江戸時代、百姓・町人が駆け落ち・勘当などにより人別帳から名前をはずされること。また、その人。無籍。
むすめ‐やど【娘宿】
娘組の者が集まって、手仕事をしたり泊まったりする宿。めらし宿。→若者宿
めらし‐やど【めらし宿】
東北地方で、娘宿(むすめやど)のこと。
やす‐やど【安宿】
宿泊料の安い宿屋。
や‐ど【宿/屋戸】
《「屋の処(と)」の意か。または「屋の戸」「屋の外(と)」の意か》 1 家。すみか。「埴生(はにゅう)の—」 2 《「やどり」との混同から》旅先で一時的に泊まる家。また、宿屋。「今日の—を決める...