とう‐しゅく【投宿】
[名](スル)宿をとること。旅館に泊まること。「温泉旅館に—する」
どう‐しゅく【同宿】
[名](スル)《古くは「どうじゅく」とも》 1 同じ旅宿。同じ宿駅。 2 同じ旅宿や家に泊まり合わせること。また、その人。「卒業旅行の学生と—する」 3 同じ寺に住み、同じ師について修行すること...
ないとう‐しんじゅく【内藤新宿】
江戸時代、甲州街道の日本橋と高井戸との間にあった宿駅。元禄11年(1698)、信州高遠藩主内藤家の下屋敷の一部に新たに設置された。今日の新宿区新宿の発祥の地。
なか‐やど【中宿】
1 目的地までの途中で宿をとること。また、その宿。 2 江戸時代、宿元のない奉公人の身元引受人となり、出替わりや宿下がりのときに仮に滞在させた宿。奉公人宿。 3 江戸時代、男女を密会させた宿。出...
なさけ‐やど【情け宿】
男女の密会に利用される宿。あいびき宿。「雪の夜の—」〈浮・五人女・四〉
にじゅうはっ‐しゅく【二十八宿】
1 古代中国で、月・太陽などの位置を示すために、赤道・黄道(こうどう)付近で天球を28に区分し、それぞれを一つの宿としたもの。月はおよそ1日に一宿ずつ動く。 [補説]角(かく)(すぼし)・亢(こ...
にじゅうはっしゅく【二十八宿】
横瀬夜雨の詩集。明治40年(1907)刊行。
ぬすびと‐やど【盗人宿】
盗賊の足だまりとなる宿や家。
の‐じゅく【野宿】
[名](スル)野外で寝泊まりすること。露宿。「山中で—する」
はな‐の‐やど【花の宿】
花の咲いている家。花のある宿。《季 春》