つかい‐ざね【使ひ実/使ひ真】
使者の中の主だった人。正使。「—とある人なれば、遠くも宿さず」〈伊勢・六九〉
つき【月】
1 地球の衛星。赤道半径は1738キロ、質量は地球の約81分の1。恒星を基準とすると地球の周りを周期約27.3日(恒星月)で公転する。自転と公転の周期が等しいので、常に一定の半面だけを地球に向け...
つき‐ごえ【突き声】
槍(やり)を突くときに発する鋭い大きな声。また単に、かん高く鋭い声。けんのある声や無愛想な声にもいう。「三婦(さぶ)殿、内にか宿にかと、—やり声にじり込む」〈浄・浪花鑑〉
つぎ【次】
1 すぐあとに続くこと。また、そのもの。「—の日曜」「—の角を曲がる」 2 あるものに続く地位。一段低い地位。また、一段劣ること。「主峰の—に位置する」 3 座敷に続く控えの間。次の間(ま)。「...
つぎ‐うま【継(ぎ)馬】
江戸時代、宿場に用意した乗り継ぎ用の馬。駅馬(えきば)。伝馬(てんま)。
つぎ‐おくり【継(ぎ)送り】
江戸時代、宿駅ごとに人馬を替えて貨客を輸送すること。また、その方式。
つぎ‐かご【継ぎ駕籠】
江戸時代、街道の宿場ごとに乗り替えていく駕籠。
つぎ‐たて【継(ぎ)立て】
宿駅で人馬を替えて、貨客を送り継ぐこと。宿継(しゅくつ)ぎ。
つぎたて‐うま【継(ぎ)立て馬】
宿駅に用意してある継ぎ立て用の馬。
つぎ‐た・てる【継(ぎ)立てる】
[動タ下一][文]つぎた・つ[タ下二]継ぎ立てをする。宿継(しゅくつ)ぎをする。「宿の伝馬役が無給でそれを—・てるような制度は改めたい」〈藤村・夜明け前〉