てんそう‐やしき【伝奏屋敷】
江戸時代、武家伝奏または勅使の宿所として江戸に設けられた邸宅。
てん‐ま【伝馬】
1 逓送用の馬。律令制では、駅馬とは別に各郡に5頭ずつ常置して公用にあてた。戦国時代、諸大名は主要道路の宿駅に常備して公用にあて、江戸時代には、幕府が主要街道に設け、また、一般人が利用できるもの...
てんま‐おくり【伝馬送り】
宿(しゅく)送り。宿継ぎ。
てんま‐じょ【伝馬所】
江戸時代、街道の宿駅で人馬の継ぎ立てを行う所。
てんま‐やく【伝馬役】
戦国時代から江戸時代、街道の宿駅で公的な貨客輸送を行うための課役。江戸時代には五街道の宿駅ごとに常備人馬数が定められていた。
てん‐めい【天命】
1 天の命令。天が人間に与えた使命。「人事を尽くして—を待つ」 2 人の力で変えることのできない運命。宿命。 3 天の定めた寿命。天寿。「—を全うする」「—が尽きる」 4 天の与える罰。天罰。「...
てんり【天理】
奈良県北部の市。中心の丹波市(たんばいち)は市場町・宿場町として発達。天理教発祥地・本部所在地で、昭和29年(1954)市制。石上(いそのかみ)神宮がある。人口6.9万(2010)。
であい‐おんな【出合ひ女】
出合い宿などで密会して色を売る女。「月懸かりの手かけ者、—残らず探して」〈浮・一代男・二〉
ディーエヌエー‐ウイルス【DNAウイルス】
《DNA virus》DNAを遺伝子としてもつウイルスの総称。宿主(しゅくしゅ)細胞のRNAポリメラーゼによってmRNAを合成し複製・増殖する。→RNAウイルス
でい‐しゅ【出居衆】
1 近世、武家奉公・商用などの出稼ぎのため、町方で部屋借りをして暮らした人。「人宿の—になって…股引、脚絆して出で」〈浮・諸国ばなし・五〉 2 近世、岡場所で、人に抱えられず自前で営業した芸妓や...