しゅく‐ぜん【宿善】
仏語。前世で行ったよい行為。前世で積んだ善根。しゅうぜん。⇔宿悪。
しゅく‐ぜん【粛然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 なんの物音も聞こえず静かなさま。また、静かで行儀正しいさま。「—として声なし」「—として諸人の議論を聞き居る内にも」〈鉄腸・花間鶯〉 2 おごそかで整ったさま...
しゅく‐そう【宿草】
⇒宿根草(しゅっこんそう)
しゅく‐だく【宿諾】
《「論語」顔淵の「子路、諾を宿(とど)むること無し」から》一度承諾したことをぐずぐず引き延ばして実行しないこと。
しゅく‐ちん【宿賃】
家の借り賃。家賃(やちん)。また、旅館の宿泊料。やどちん。「親代よりその—にて世を暮せし人」〈浮・織留・二〉
しゅく‐つぎ【宿継ぎ/宿次ぎ】
1 人馬を入れ替えながら、宿場から宿場へ荷物などを順に送ること。郵伝。駅送。逓送(ていそう)。 2 宿場。宿駅。
しゅく‐てい【宿酲】
ふつかよい。宿酔。「翌朝の—は言う可らざるの苦痛なり」〈福沢・福翁百話〉
しゅく‐とく【宿徳】
1 仏語。前世で行った福徳。宿福。 2 ⇒しゅうとく(宿徳)1 3 ⇒しゅうとく(宿徳)2
しゅく‐ば【宿場】
江戸時代、街道の要所要所にあり、旅行者の宿泊・休息のための宿屋・茶屋や、人馬の継ぎ立てをする設備をもった所。宿駅。しゅく。
しゅくば‐じょろう【宿場女郎】
宿場にいた下等な遊女。飯盛(めしも)り女郎。