えん‐いん【援引】
[名](スル) 1 他の文献などを引用して自説の証拠とすること。「古今の書を—して自説を裏づける」 2 引き寄せること。味方にすること。「互に—、人の為に官を設け吏のために職を択(えら)び」〈東...
おいで‐おいで【御出で御出で】
幼児などを、手招きして呼び寄せること。「—をする」
お・く【招く】
[動カ四]まねく。呼び寄せる。「月立ちし日より—・きつつうち偲(じの)ひ待てど来鳴かぬほととぎすかも」〈万・四一九六〉
おし‐かか・る【押し掛かる】
[動ラ四] 1 物に寄りかかる。おっかかる。「高欄に—・りて」〈源・幻〉 2 無理に物事をする。〈日葡〉 3 攻め寄せる。「実休旗本に—・り」〈常山紀談・三〉
おし‐か・ける【押(し)掛ける】
[動カ下一][文]おしか・く[カ下二] 1 招かれないのに、かってに出向いていく。「祝い客が—・ける」 2 勢いこんで出向いていく。また、大ぜいが一つところに出向く。押し寄せる。「—・けていって...
おし‐なみ【押(し)波】
津波のとき、陸地に向かって押し寄せる波。→引き波 [補説]津波の前に必ず引き波が生じるわけではなく、第一波が押し波になるか、引き波になるかは震源直上の海底の動きによるという。
おし‐よ・せる【押(し)寄せる】
[動サ下一][文]おしよ・す[サ下二] 1 激しい勢いで迫る。「群衆が—・せる」「大波が—・せる」 2 押して一方に寄せる。「机を窓際に—・せる」 3 押してその方に近づける。「御簾(みす)のも...
お‐とり【囮/媒鳥】
《「おきとり(招き鳥)」の音変化か》 1 鳥や獣を捕らえようとするとき、誘い寄せるために使う同類の鳥・獣。《季 秋》「椋(むく)の木に—掛けたり家の北/子規」 2 相手を誘い寄せるために利用する...
おびき‐よ・せる【誘き寄せる】
[動サ下一][文]おびきよ・す[サ下二]だまして近くに引き寄せる。「集魚灯でイワシを—・せる」
おび・く【誘く】
[動カ四]だましてさそう。また、引き寄せる。現代語では「おびきだす」「おびきよせる」など、複合して用いる。「客(てき)を—・くは日文(ひぶみ)の迎ひ」〈人・辰巳園・四・序〉 [補説]歴史的仮名遣...