心(こころ)に付(つ)・く
(「付く」が四段活用の場合)気に入る。心にかなう。「かたちはしもいと—・きて、つらき人の慰めにも見るわざしてむやと思ふ」〈源・少女〉 (「付く」が下二段活用の場合)心を寄せる。関心をもつ。「...
こころ‐ひそか【心密か】
[形動][文][ナリ]自分の心の中だけでそっと思っているさま。人知れず。「—な期待」「—に思いを寄せる」
心(こころ)を傾(かたむ)・ける
1 心を集中させる。心を注ぐ。「地域の発展に—・ける」 2 心を寄せる。「熱心な説得に—・ける」
こ‐やど【小宿】
1 小さな宿。ちょっと泊まる宿。 2 江戸時代、奉公人が暇をとったときに身を寄せる宿。男女が密会に使ったり、時には、私娼も置いたりした。中宿(なかやど)。出合い宿。「おのが心まかせの男狂ひ、—を...
さか‐なみ【逆波/逆浪】
流れにさからって打ち寄せる波。逆まく波。「—にのまれる」
さし‐よ・す【差し寄す】
[動サ下二]そばへ寄せる。「船ども—・せさせて御覧ず」〈紫式部日記〉
さっ‐とう【殺到】
[名](スル)多くの人や物が一度に1か所に押し寄せること。「申し込みが—する」
さんろ‐が‐ふえ【山路が笛】
山路が吹いた草刈り笛。恋心を寄せる道具とされる。
ざんぶ
[副]大きなものが勢いよく水中に飛び込む音や、大きな波が打ち寄せる音を表す語。「橋の上から—と川に飛び込んだ」
しか‐ぶえ【鹿笛】
猟師が鹿をおびき寄せるために吹く、鹿の鳴き声に似せた笛。竹や角に鹿の胎児の皮やヒキガエルの皮を張る。ししぶえ。《季 秋》