いっしん‐たすけ【一心太助】
戯曲・浪花節(なにわぶし)・講談の主人公。江戸で魚屋を営み、江戸っ子かたぎの侠気に富んだ人物で、大久保彦左衛門の愛顧をうけたという。歌舞伎「名高手毬諷実録(なにたかしまりうたじつろく)」などに登...
いっ・する【逸する】
[動サ変][文]いっ・す[サ変] 1 ㋐ある枠から外れる。それる。「常軌を—・した行為」 ㋑《「佚する」とも書く》なくなる。散逸する。「本文を—・した古文書」 ㋒心のままに過ごす。気ままに楽しむ...
いでんし‐プール【遺伝子プール】
互いに繁殖可能なメンデル集団を構成する全個体がもつ遺伝子全体。この規模が大きいほど遺伝的多様性に富み、多様な遺伝子型をもつ個体が誕生する可能性がある。遺伝子給源。ゲンプール。ジーンプール。
いと‐いん【糸印】
室町時代、明から輸入した生糸の荷に添えて送られてきた鋳銅製の印章。斤量を検査し、これで押印した受領証書を送り返した。形は方形・円形・五角形などがあり、つまみは人物や動物の形をしている。形状・字体...
い‐どころ【居所】
1 いる場所。住まい。住所。いどこ。「—を知らせる」「虫の—が悪い」 2 《すわる場所の意から》尻(しり)。おいど。いしき。「たらひに水を汲みて、—をひたし」〈伽・福富長者〉 3 俳諧で、庭・井...
イドラ【Hydra/Ύδρα】
ギリシャ南部、サロニコス湾とアルゴリコス湾の間に浮かぶイドラ島の北部にある港町。同島の玄関口。後期ビザンチン様式の聖母マリア修道院があるほか、18世紀から19世紀にかけて海運で富を得た船主たちが...
いな‐がわ【猪名川】
大阪府西北部と兵庫県南東部の府県境を流れる川。淀川水系の一。丹波高地の大野(おおや)山(標高754メートル)に源を発し、南流して尼崎(あまがさき)市と大阪府豊中市の境で神崎(かんざき)川に合流。...
意(い)のまま
思うとおり。「富も権力も—になる」
いばらき【茨木】
歌舞伎舞踊。長唄。河竹黙阿弥作詞、3世杵屋正次郎作曲。明治16年(1883)東京新富座初演。茨木童子の伝説に取材したもの。 [補説]地名別項。→茨木
イパチンガ【Ipatinga】
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の都市。州都ベロオリゾンテの北東約150キロメートルに位置する。1958年に日伯合弁のウジミナス製鉄所が建設され、同国における製鉄業の中心地の一つとなった。また...