かん‐そう【寒草】
冬の草。枯れた草。《季 冬》
かん‐そん【寒村】
貧しい村。さびれた村。
かんそんこう【寒村行】
《原題The Deserted Village》ゴールドスミスによる長詩。1770年刊。別邦題「廃村」。
かん‐たい【寒帯】
地球の南北の極圏より高緯度の地帯。気候的には寒帯気候の地域をさす。
かんたい‐きこう【寒帯気候】
地球上で最も寒冷な気候。最暖月の平均気温がセ氏10度以下で、1年を通して寒い。ケッペンの気候区分における符合はE。ツンドラ気候(ET)と氷雪気候(EF)に分けられる。
かんたい‐きだん【寒帯気団】
寒帯で形成される寒冷な気団。シベリア気団、オホーツク海気団など。
かんたい‐こ【寒帯湖】
表面水温が一年じゅうセ氏4度以下の湖。極地や氷河末端付近などに見られる。
かんたい‐しょくぶつ【寒帯植物】
寒帯に自生する植物。耐寒性の強いコケ類・地衣類が中心で、小形で多年生のものが多い。高山植物と重なるものもある。→熱帯植物 →温帯植物
かんたい‐ジェットきりゅう【寒帯ジェット気流】
⇒寒帯前線ジェット気流
かんたい‐ぜんせん【寒帯前線】
寒帯気団と熱帯気団との間に生じる前線。中緯度にみられ、この前線上で多く温帯低気圧が発生・移動する。極前線。