ごっ‐かん【極寒】
きわめて寒いこと。酷寒。《季 冬》⇔極暑(ごくしょ)。
さい‐かん【歳寒】
寒さの厳しい時節。冬季。冬。
さぶ【寒】
《形容詞「さぶい」の語幹》寒いこと。感動表現に用いる。「おお、—」
さむ【寒】
寒いこと。「おお—、こ—」
さむ‐ざむ【寒寒】
[副](スル) 1 いかにも寒そうなさま。「冬の夜空に月が—とかかる」 2 心が冷えるさま。殺風景なさま。「人けのない—(と)した家」「—(と)した人間関係」
ざん‐かん【残寒】
寒(かん)が明けても残る寒さ。余寒。
しけ‐ざむ【湿気寒】
《「しけさむ」とも》空気が湿っていてひんやりと冷たいこと。また、そのような寒さ。
しゅん‐かん【春寒】
立春からあとのぶり返した寒さ。はるさむ。余寒。「—料峭(りょうしょう)(=春風がまだ肌に冷たく感じられること)の候」《季 春》
しょう‐かん【傷寒】
漢方で、体外の環境変化により経絡がおかされた状態。腸チフスの類をさす。
しょう‐かん【小寒】
二十四節気の一。1月5日ごろ。このころ、寒さがやや厳しくなる。《季 冬》「—やふるさとよりの餅一荷/月草」