うつぶせ‐ね【俯せ寝】
腹を下にして寝ること。また、赤ん坊などをその状態で寝かせること。
うま‐い【熟寝】
ぐっすり眠ること。熟睡(じゅくすい)。「人の寝(ぬ)る—は寝ずてはしきやし君が目すらを欲(ほ)りし嘆かふ」〈万・二三六九〉
お‐しずまり【御静まり/御寝】
「寝ること」の意の尊敬語。おやすみ。「—に成った処を御迷惑をかけました」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
おもい‐ね【思ひ寝】
ものを思いながら、特に、恋しい人を思いながら眠ること。「君をのみ—にねし夢なればわが心から見つるなりけり」〈古今・恋二〉
お‐よる【御夜/御寝】
寝ることをいう尊敬語。御就寝。「—の後も、とみに寝られず」〈中務内侍日記〉
かた‐ね【片寝】
1 からだの右側、または左側を下にして寝ること。「—ヲシテ腕ガシビレル」〈和英語林集成〉 2 鳥屋(とや)で一度羽根の生えかわった鷹。かたがえりの鷹。
鴨(かも)の浮(う)き寝(ね)
鴨が水に浮いたまま寝ていること。物事が落ち着かなくて、不安なことのたとえ。
かり‐ね【仮寝】
[名](スル) 1 仮にしばらく寝ること。また、うたた寝すること。かりそめぶし。「休憩室で一時間ほど—する」 2 旅に出て泊まること。旅寝。また、野宿。「—する夜のまの露に濡(そぼ)ちつつ一人朝...
ぎょ‐しん【御寝】
寝ることの意の尊敬語。おやすみ。「長き夜すがら—もならず」〈平家・三〉
くっちゃ‐ね【食っちゃ寝】
[連語]《「食っちゃ」は「食っては」の音変化》俗に、食事をしては寝てばかりいること。転じて、何もしないでぶらぶら暮らすこと。「—生活」