ぬ【寝】
[動ナ下二]「ね(寝)る」の文語形。
盗人(ぬすびと)の昼寝(ひるね)
盗人が夜の稼ぎに備えて昼寝をすること。何をするにも思わくがあることのたとえ。
ね【寝】
寝ること。眠ること。「—が浅い」
はや‐ね【早寝】
[名](スル)夜、早い時刻に寝床に就くこと。「風邪気味なので—する」「—早起き」
ひとつ‐ね【一つ寝】
[名](スル)一緒に一つの寝床に寝ること。ともね。同衾(どうきん)。
ひとり‐ね【独り寝】
相手がいなくてひとりだけで寝ること。
ひる‐ね【昼寝】
[名](スル)昼間に眠ること。午睡(ごすい)。《季 夏》「蠅いとふ身を古郷に—かな/蕪村」
ふて‐ね【不貞寝】
[名](スル)ふてくされて寝てしまうこと。「しかられて—する」
まき・ぬ【纏き寝/枕き寝】
[動ナ下二]互いに手を枕にして寝る。共寝する。「現(うつつ)には更にもえ言はず夢にだに妹がたもとを—・ぬとし見ば」〈万・七八四〉
また‐ね【又寝】
一度目を覚ましてから、ふたたび眠ること。