枕(まくら)を高(たか)く◦する
《「戦国策」魏策から》安心して寝る。また、安心して暮らす。「資金繰りがついてようやく—◦して眠れる」
枕(まくら)を並(なら)・べる
1 並んで寝る。「親子三人—・べる」 2 大勢の人がそろって同じことをする。特に、同じ場所で倒れる。「—・べて落選する」
枕(まくら)を濡(ぬ)ら・す
つらさや悲しさのあまり寝床の中で涙を流す。「失恋に—・す」
まぐろ【鮪】
1 スズキ目サバ科マグロ属の海水魚の総称。クロマグロ・キハダ・メバチ・ビンナガなど。体は大形で紡錘形をし、背面は青黒色、腹面は銀白色。外洋を回遊し、体側の赤色筋(血合(ちあい))が発達している。...
まこと・し【真し/実し】
[形シク]《「まこと」の形容詞化》 1 真実に見えるさま。本当だ。「—・しくとりなし言はれむ音聞きの」〈夜の寝覚・一〉 2 本格的である。正統である。「ありたきことは、—・しき文の道」〈徒然・一〉
まご‐びさし【孫庇/孫廂】
寝殿造りなどで、母屋から出ている庇の外側に、さらに継いで添えた庇。またびさし。
まさ‐か
[名] 1 今まさに物事が目の前に迫っていること。予期しない緊急の事態にあること。「—の場合に役立てる」 2 目前のとき。さしあたっての今。「梓弓(あづさゆみ)末は寄り寝む—こそ人目を多み汝(...
まさし‐に【正しに】
[副]はっきり。確かに。「大舟の津守(つもり)が占(うら)に告(の)らむとは—知りて我が二人寝し」〈万・一〇九〉
ま‐しらが【真白髪】
まっ白な髪。「なびき寝し我が黒髪の—になりなむ極み新代(あらたよ)にともにあらむと」〈万・四八一〉
まじ‐くら
[副]「まじくじ」に同じ。「うちふしたれども、—と寝入りもやらず」〈滑・続膝栗毛・一二〉