ね【寝】
寝ること。眠ること。「—が浅い」
ね‐おき【寝起き】
[名](スル) 1 眠りから覚めて起きること。また、起きたばかりの状態。「—が悪い」 2 寝ることと起きること。転じて、生活すること。「一つ屋根の下に—する」
ね‐おし【寝押し/寝圧し】
[名](スル)衣類などを寝床の下に敷いて、しわをのばしたり折り目をつけたりすること。寝敷き。「ズボンを—する」
ね‐おしろい【寝白粉】
夜、寝るときに白粉を塗ること。寝化粧。
ね‐おび・る【寝おびる】
[動ラ下二]睡眠中に恐ろしい夢などをみておびえて目覚める。また、寝ぼける。「三つばかりなる稚児の—・れてうちしはぶきたるも、いとうつくし」〈枕・一二〇〉
ねおんぎょく【寝音曲】
狂言。謡を所望された太郎冠者が、ひざまくらでしかうたえないと言うので、主人はひざを貸すが、起こしたり寝かせたりするうちにうたう場を取り違える。古称「寝声(ねごえ)」。
ねかし‐つ・ける【寝かし付ける】
[動カ下一][文]ねかしつ・く[カ下二]寝つくようにする。特に、子供などを眠らせる。「泣く子をあやして—・ける」
ね‐か・す【寝かす】
[動サ五(四)] 1 眠りにつかせる。寝つくようにする。「赤ん坊を—・す」 2 からだを横たえさせる。「患者をベッドに—・す」 3 縦のものを横にする。横に倒す。「ロッカーを—・して運び込む」...
ねか・せる【寝かせる】
[動サ下一][文]ねか・す[サ下二]「寝かす」に同じ。「起きるまで—・せておこう」「パンの生地を—・せる」
ね‐かん【寝棺】
《「ねがん」とも》死体をあおむけに寝かせたまま納める棺。→座棺