あい‐の‐きょうげん【間の狂言】
1 「間狂言(あいきょうげん)1」に同じ。 2 人形浄瑠璃で、段と段との間または浄瑠璃の間のつなぎに演じる小品歌舞や、のろま人形のこっけい寸劇。間(あい)の物。あいきょうげん。 3 歌舞伎で、冬...
いよ‐まんざい【伊予万歳】
民俗芸能の一。愛媛県中部を中心に行われる祝福芸。太夫・才蔵・次郎松に三味線・太鼓の囃子(はやし)がつき、踊り子が出る。扇を多数使って老松を表す「松づくし」や、「お染久松」「忠臣蔵」などの寸劇も演...
おくに‐かぶき【阿国歌舞伎】
慶長年間(1596〜1615)に出雲大社の巫女(みこ)出身といわれる阿国が、京都で演じた一種の舞踊劇。念仏踊り系統の舞踊と滑稽(こっけい)な寸劇とからなる。歌舞伎の始めとされる。
キャバレー【(フランス)cabaret】
《居酒屋の意》ダンスホールや舞台のある酒場。歌や踊り、コントなどのショーが演じられ、ホステスのサービスによって飲食やダンスが楽しめる。もともとは現在の日本の形態とは異なり、19世紀末のパリに発生...
コント【(フランス)conte】
1 短編小説。特に機知に富み、ひねりを利かせた作品。 2 笑いを誘う寸劇。
スキット【skit】
寸劇。テレビの語学番組などで、会話の実例を示すために演じられるものなど。
ちゃ‐ばん【茶番】
1 客のために茶の用意や給仕をする者。 2 こっけいな即興寸劇。江戸歌舞伎の楽屋内で発生し、18世紀中ごろ一般に広まった。口上茶番と立ち茶番とがある。茶番狂言。 3 底の見えすいた、下手な芝居。...
にわか‐きょうげん【俄狂言】
素人が、宴席や街頭で即興に演じたこっけいな寸劇。江戸中期から明治にかけて流行。座敷で行う座敷俄、屋外で行う流し俄などがあり、大阪俄・博多俄などが有名。のちに職業として、寄席で、道具・鳴り物入りで...
はかた‐にわか【博多俄】
博多地方で行われる即興の寸劇。目かずらをつけるのが特徴。盆踊りから発生し、幕末から明治にかけて流行。→俄狂言
バラエティー‐ショー【variety show】
歌・踊り・曲芸・寸劇など種々の演芸をとりまぜて、次々に演じるショー。