すん‐ぽ【寸歩】
(多く下に打消しの語を伴う)わずかの歩み。わずかな距離。「—の動きも許されない」
すん‐ぽう【寸法】
1 基準となる長さ。また、物の長さ。「—をはかる」「—を取る」 2 判断などの基準となるもの。尺度。「(嫁ニ)可(ゆこう)か否(ゆくまい)かは風邪気の時に浴(ゆ)の分別をするとは大きに—が違えば...
すんぽう‐こうか【寸法効果】
部材や構造について、寸法上は相似関係にあっても強度や性能上での比例関係とは一致しないこと。
寸法(すんぽう)を付(つ)・ける
段取りをつける。
すん‐よ【寸余】
1寸(約3.03センチ)よりもほんの少し長いこと。1寸あまり。1寸強。「—の幅しかない」
すん‐れつ【寸裂】
[名](スル)ずたずたに裂くこと。また、細かく裂けること。「廷中に背立して、帝に対(むか)わず、正言して屈せず、遂に—せられる」〈露伴・運命〉
すん‐わ【寸話】
きわめて短い話。ちょっとした話。
寸(すん)を詘(ま)げて尺(しゃく)を伸(の)ぶ
《「淮南子(えなんじ)」氾論訓から》1寸縮んで1尺伸びる。小利を捨てて大利を得るたとえ。
ずた‐ずた【寸寸】
[副]《「つだつだ」の音変化。「ずだずだ」とも》きれぎれになるさま。「—に引き裂く」「大雨で鉄道が—に寸断される」
ずん‐ぎり【寸切り】
《「髄(ずん)切り」の意。「寸」は当て字という。一説に「すぐきり(直切り)」の音変化とも》 1 筒形のものをまっすぐ横に切ること。また、そのもの。輪切り。筒(つつ)切り。寸胴(ずんど)切り。 2...