せいてき‐たいりつ【性的対立】
生物学で、雌雄間で繁殖にかかわる利害が異なることによって生じる対立関係。ある種のハエでは、オスの精液にメスが他のオスと交尾する機会を抑制する毒性物質が含まれ、オスとメスの最適な繁殖戦略が異なる例...
せいなん‐せんそう【西南戦争】
明治10年(1877)、西郷隆盛らが鹿児島で起こした反乱。征韓論に敗れて帰郷した西郷が、士族組織として私学校を結成。政府との対立がしだいに高まり、ついに私学校生徒らが西郷を擁して挙兵、熊本鎮台を...
せいれい‐せつ【性霊説】
中国、清の詩人、袁枚(えんばい)らが提唱した説。性情の自由な流露と自然な表現を尊重した。王士禎の神韻説や沈徳潜の格調説と対立。
せめぎ‐あ・う【鬩ぎ合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに争う。対立して争う。「春闘で労使が—・う」
せん‐せい【潜性】
対立形質において、雑種第一代では発現を抑えられるほうの形質。潜在して子孫に現れる。リセッシブ。⇔顕性。 [補説]かつては「劣性」と称した。→劣性[補説]
せんせい‐いでん【潜性遺伝】
対立形質の遺伝子をホモ接合体としてもつ両親を交配させたとき、雑種第一代にはその形質が現れず、雑種間の交配による雑種第二代において、遺伝子がホモ接合体となった場合に、その形質が現れる遺伝様式。⇔顕...
せんせい‐いでんし【潜性遺伝子】
対立する顕性遺伝子がない場合のみ形質を発現する遺伝子。劣性遺伝子。
ぜっ‐たい【絶対】
[名・形動] 1 他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。「—の真理」「—な(の)存在」「—君主」 2 他の何ものにも制約・制限されないこと。また、そのさま。「—な(の)権力」...
ぜったい‐し【絶対視】
[名](スル)比較や対立を超越した存在であるとみなすこと。絶対的なものと考えること。
ぜつ‐だい【絶待】
仏語。相対立する関係を超えていること。⇔相待。