お‐さき【御先】
１ 他人を敬って、その人の「先」をいう語。「—に失礼します」「どうぞ—へ」 ２ 前途。将来。→御先真っ暗 ３ 人の手先に使われる者を軽んじていう語。「—に使われる」
おさき‐まっくら【御先真っ暗】
［形動］将来の見通しが全くつかないさま。「—な施策」
おそれ【恐れ／畏れ／虞】
１ （恐れ）こわがる気持ち。恐怖。不安。「将来への漠たる—」 ２ （畏れ）敬い、かしこまる気持ち。畏怖(いふ)・畏敬(いけい)の念。「神の偉大さに—をいだく」 ３ （虞）よくないことが起こるかも...
おち【遠／彼方】
１ 遠い所。遠方。「川より—にいと広くおもしろくてあるに」〈源・椎本〉 ２ 現在から隔たった時。 ㋐以前。昔。「昨日より—をば知らずももとせの春の始めは今日にぞありける」〈拾遺・雑賀〉 ㋑以後。...
おち‐こち【遠近】
１ 遠い所と近い所。あちらこちら。「鶏の声も—に聞こえる」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 ２ 将来と現在。昔と今。「またまつく—兼ねて言(こと)は言へど逢ひて後こそ悔いはありといへ」〈万・六七四〉
おもい‐えが・く【思い描く】
［動カ五（四）］ものの姿・形などを、心の中で想像してみる。「将来の自分の姿を—・く」
おもい‐なや・む【思い悩む】
［動マ五（四）］あれこれ考えて苦しむ。思い煩う。「将来について—・む」
おもい‐まど・う【思い惑う】
［動ワ五（ハ四）］《上代は「おもいまとう」》心が迷う。あれこれ思い迷う。「自分の将来について—・う」
おもい・みる【思い見る／惟る】
［動マ上一］［文］［マ上一］よく考える。思いめぐらす。おもんみる。「将来の自分の姿を—・みる」
思(おも)いを巡(めぐ)ら・す
あれこれと多方面に心を働かせる。「国の将来に—・す」
