だいみょう‐やしき【大名屋敷】
江戸時代、将軍から与えられた諸大名の江戸藩邸のこと。明暦の大火後は非常の際の備えとして中屋敷・下屋敷が与えられた。
ちくごがわ‐の‐たたかい【筑後川の戦い】
正平14=延文4年(1359)征西将軍懐良(かねなが)親王・菊池武光らの南朝軍が、足利(あしかが)方の少弐頼尚(しょうによりひさ)を筑後川付近で破った戦い。
ちゃつぼ‐どうちゅう【茶壺道中】
江戸時代、宇治の新茶を将軍家へ運ぶ行事。また、その行列。江戸から東海道を経由して茶壺を下し、帰路は中山道を利用した。
ちゅう‐けん【中堅】
1 社会や団体の中心となって活動する人。「会社の—として活躍している」「—幹部」 2 規模や質が中くらいな物。「—校に合格した」「—商社」 3 全軍の中央にあり、将軍の直接指揮する精鋭部隊。中軍...
ちゅう‐さく【籌策】
1 はかりごと。計略。策略。籌算。「されば—を帷帳(ゐちゃう)の内に廻らし」〈曽我・二〉 2 仲裁。仲介。「糟谷こそ二条殿の女房たちを恋ひ申し、将軍の御—にてありけるが」〈伽・三人法師〉
忠臣(ちゅうしん)は二君(にくん)に事(つか)えず
《「史記」田単伝から。中国春秋時代、燕の将軍の、燕に仕えれば大きな領土を与えるという申し入れを断って首をつって死んだ、斉の王燭の死に臨んだ時の言葉》忠臣は、いったん主君を定めたのちは、他の人に仕...
ちゅうろう‐しょう【中郎将】
1 中国の官名。将軍に次ぐ位で、殿門(とのど)宿衛の事をつかさどった。秦代に設置され、唐代に廃止。 2 近衛中将の唐名。羽林(うりん)中郎将。
チュートン【Teuton】
古代、ユトランド半島に住んでいたゲルマン民族の一部族。前2世紀、キンブリ人とともに南下して、ローマの将軍マリウスに撃滅された。現在は、ヨーロッパのドイツ人をはじめゲルマン系諸民族・言語の称。テウトニ。
ちょうず‐ばん【手水番】
江戸幕府の職名。将軍の手水場に勤務したもの。
ちょうせん‐つうしんし【朝鮮通信使】
朝鮮国王が日本に派遣した外交使節団。江戸時代、主に将軍の代替わりの際などに来日し、慶長12年(1607)から文化8年(1811)まで12回を数えた。朝鮮使節。