あい‐ちょう【愛寵】
特別に目をかけてかわいがること。寵愛。「—比無き李夫人の兄たる弐師(じし)将軍」〈中島敦・李陵〉
あか‐もん【赤門】
朱塗りの門。江戸時代、将軍家の娘を奥方に迎えた大名が建造。御守殿門(ごしゅでんもん)。 東京大学にある朱塗りの門。もと加賀藩前田家上屋敷の御守殿門。文政10年(1827)、将軍徳川家斉(...
あずま【東/吾妻/吾嬬】
1 東の方。東方。 2 「東琴(あずまごと)」の略。 3 「東下駄(あずまげた)」の略。 4 上代、都から東方の諸国の総称。東国。「いにしへは相模(さがむ)国足柄の岳坂(やまさか)より東の諸(も...
あたけ‐まる【安宅丸】
江戸時代、3代将軍徳川家光のときにつくられた大型軍船。実用に適さず半世紀で解体された。
あま‐みだいどころ【尼御台所】
大臣・大将・将軍の妻で、出家した人。
威風
将軍はあたりをはらう威風を漂わせていたThe general gave an impression of majesty [great dignity]./The general had a c...
威名
fame; renown彼は鬼将軍の威名を世界にとどろかせたHe gained worldwide fame as a daring general.
鬼
鬼将軍a dauntless general鬼検事の異名をとる石田氏Mr. Ishida, who is nicknamed“the hardhearted prosecutor”
影武者
1〔替え玉〕将軍の影武者をつとめるact as the double of a general2〔黒幕〕a wirepuller
飾り立てる
演壇を花で飾り立てるdecorate a stage lavishly with flowers将軍は勲章で飾り立てていたThe general was decked out with medals.
たいしょう【大将】
[共通する意味] ★全軍を統率し、指揮する者。[使い方]〔大将〕▽敵の大将の首をとる〔将軍〕▽武勇にすぐれた将軍〔主将〕▽いくさの勝ち負けは主将次第だ[使い分け]【1】「大将」は、軍隊の階級の一...
しゅしょう【主将】
[共通する意味] ★全軍を統率し、指揮する者。[使い方]〔大将〕▽敵の大将の首をとる〔将軍〕▽武勇にすぐれた将軍〔主将〕▽いくさの勝ち負けは主将次第だ[使い分け]【1】「大将」は、軍隊の階級の一...
しょうぐん【将軍】
[共通する意味] ★全軍を統率し、指揮する者。[使い方]〔大将〕▽敵の大将の首をとる〔将軍〕▽武勇にすぐれた将軍〔主将〕▽いくさの勝ち負けは主将次第だ[使い分け]【1】「大将」は、軍隊の階級の一...
はいえつ【拝謁】
[共通する意味] ★貴人や目上の人にお目にかかること。[英] an audience[使い方]〔お目見え〕スル▽将軍にお目見えする▽社長にお目見えする〔目通り〕スル▽目通りを許される〔拝謁〕スル...
おめみえ【お目見え】
[共通する意味] ★貴人や目上の人にお目にかかること。[英] an audience[使い方]〔お目見え〕スル▽将軍にお目見えする▽社長にお目見えする〔目通り〕スル▽目通りを許される〔拝謁〕スル...
いっしょうばんこつ【一将万骨】
一人の将軍が功成り名遂げた陰には、大勢の兵隊が戦場に骨を埋めるという犠牲をともなっているということ。また、それを忘れてはならないという戒め。
おうこうしょうしょう【王侯将相】
王、諸侯、将軍、宰相。身分の高い階級の総称。
きゅうえんとうりん【窮猿投林】
困っているときには、あれこれとえり好みなどしている余裕はないたとえ。貧窮しているときには俸禄ほうろくや官職などをえり好みしている余裕はないたとえ。▽「窮猿」は追いつめられた猿。「投林」は林に飛び込む意。出典に「窮猿林に投ずるに豈あに木を択えらぶに暇いとまあらんや(追いつめられて林に飛び込んだ猿は、どうしてどの枝によじ登ろうかなどとかまっている余裕があろうか)」とあるのによる。この語は晋しんの李充りじゅうが将軍の参謀に薦められたとき、軍人では家の貧窮が救えないと判断して、それよりも下の位の地方官を選んだときに言ったもの。「窮猿きゅうえん林はやしに投とうず」と訓読する。
しゅっしょうにゅうしょう【出将入相】
文武の両方を兼ね備えた人。朝廷の外では、将軍として輝かしい軍功をあげ、朝廷内では、宰相として見事な働きをする人の意味。
はいぐんのしょう【敗軍之将】
戦いに敗れた将軍のこと。物事に失敗した人の場合にもいう。▽「敗軍の将は兵を語らず」の形で用いられることが多い。戦いに敗れた将軍は、兵法について語ってはいけないという意。いさぎよく負けを認めて、あれこれ弁解してはならず、また、失敗した事柄について意見をしてはいけないという意。
あかまつ‐みつすけ【赤松満祐】
[1381〜1441]室町中期の武将。則村の曽孫。播磨(はりま)・備前・美作(みまさか)の守護。嘉吉(かきつ)の乱で将軍足利義教(あしかがよしのり)を殺して領国播磨に帰り追討軍に攻められて自害。
アグリッパ【Marcus Vipsanius Agrippa】
[前63ころ〜前12]古代ローマの将軍・政治家。アクティウムの海戦で活躍。属州統治や大土木事業にもすぐれた業績を残した。
あしかが‐うじみつ【足利氏満】
[1359〜1398]南北朝時代の武将。基氏の子。鎌倉公方(くぼう)。将軍義満を除こうとしたが、執事上杉憲春の諫死(かんし)により中止。以後は関東・奥羽の支配に努めた。
あしかが‐たかうじ【足利尊氏】
[1305〜1358]室町幕府初代将軍。在職1338〜1358。初め高氏と称し、後醍醐天皇の諱(いみな)尊治の一字を賜って改名。元弘の変で六波羅(ろくはら)を攻め落としたが、のち天皇に背き、持...
あしかが‐よしあき【足利義昭】
[1537〜1597]室町幕府第15代将軍。在職1568〜1573。初め奈良一乗院に入り覚慶と称したが、還俗(げんぞく)して義秋、のち義昭と改めた。織田信長に擁立されて将軍となったが、のち、信長...