たかなが‐しんのう【尊良親王】
[1311〜1337]後醍醐天皇の第2皇子。名は「たかよし」とも。元弘の変で土佐に流された。足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反には新田義貞とともに戦い、越前金ヶ崎城を守ったが、落城し、自害した。
たかよし‐しんのう【尊良親王】
⇒たかながしんのう(尊良親王)
たっと・い【尊い/貴い】
[形][文]たっと・し[ク]《「たふとし」の音変化。やや古風な語》「とうとい」に同じ。「—・い教え」「嫂(あによめ)の贈物が…彼には—・かった」〈漱石・それから〉 [派生]たっとさ[名]
たっと・ぶ【尊ぶ/貴ぶ】
[動バ五(四)]《「たふとぶ」の音変化》「とうとぶ」に同じ。「人の命を—・ぶ」
たっと・む【尊む/貴む】
[動マ五(四)]《「たふとむ」の音変化》「とうとぶ」に同じ。「自分の芸術的良心を計る物差しとして—・みたいと思った」〈芥川・戯作三昧〉
とうと・い【尊い/貴い】
[形][文]たふと・し[ク] 1 崇高で近寄りがたい。神聖である。また、高貴である。たっとい。「—・い神仏」「神(かむ)さびて高く—・き駿河なる富士の高嶺を」〈万・三一七〉 2 きわめて価値が高...
尊(とうと)い寺(てら)は門(もん)から見(み)ゆる
尊いものは、その外観を見ただけでそれとわかる。
とうと・ぶ【尊ぶ/貴ぶ】
[動バ五(四)] 1 尊いものとしてあがめる。たっとぶ。「神仏を—・ぶ」 2 価値あるものとして重んじる。尊重する。たっとぶ。「人命を—・ぶ」
[動バ上二]
に同じ。「耳を—・ぶるあまり」〈...
とうと・む【尊む/貴む】
[動マ五(四)]「尊ぶ」に同じ。「—・むべきものにあらず」〈福沢・学問のすゝめ〉
み‐こと【尊/命】
《御言(みこと)を発するお方の意から。また、「御事」の意とも》 [名]上代、神や人の呼び名の下につけた敬称。「…のみこと」の形で使う。「小碓(おうす)の—」「恨めしき妹(いも)の—の」〈万・七...