お【小】
[接頭] 1 名詞に付く。 ㋐小さい、細かい意を表す。「—川」 ㋑語調を整えたり、表現をやわらげたりして、やさしい感じの意を表す。「言出(で)しは誰が言なるか—山田の苗代水の中淀にして」〈万・七...
おいなり‐さん【御稲荷さん】
1 稲荷神、また、稲荷神社を敬い親しんで呼ぶ語。「小さい—のある近所に」〈鴎外・雁〉 2 稲荷鮨(ずし)を丁寧にいう語。
おう‐かく【凹角】
二直角(180度)よりも大きく、四直角(360度)よりも小さい角。⇔凸角(とっかく)。
お‐え【小江】
小さい入り江。「難波(なには)の—に廬(いほ)作り」〈万・三八八六〉
おおき・い【大きい】
[形]《形容動詞「おおきなり」の形容詞化。室町時代以後使われた》 1 ある物の形・容積・面積などが、広い空間・場所を占めている。「—・い箱」「からだの—・い人」⇔小さい。 2 量・数が多い。「質...
お‐がさがけ【小笠懸】
笠懸の一。4寸(約12センチ)四方の小さい的を馬上から射る競技。中世に盛んに行われた。
お‐ぐさ【小草】
小さい草。また、草。「われは高萱を分け—を踏みて行きしに」〈鴎外訳・即興詩人〉
おし‐がく【押(し)角】
木材で、4寸(約12センチ)角より小さい角材。押し。へしがく。
おし‐ぶた【押(し)蓋】
漬物などに用いる、容器の中のものを押さえ付けるための蓋。容器より少し小さい。
お‐す【小簾】
小さい簾(すだれ)。また、簾。「玉だれの—の外には」〈一葉・暁月夜〉