やま‐びわ【山枇杷】
アワブキ科の常緑小高木。暖地の山林に生え、葉はビワに似て長楕円形で先がとがる。夏、白い小花を円錐状につける。実は丸くて小さい。
やま‐るりそう【山瑠璃草】
ムラサキ科の多年草。山地の樹林下に生え、高さ10〜20センチ。全体に粗い毛がある。根際からへら形の葉が群がり出て、数本の茎が立ち、春に淡青紫色の小さい5弁花をつける。やまうぐいす。
ゆうき‐しょくばい【有機触媒】
低分子有機物の触媒。金属元素を含まず、炭素・水素・酸素・窒素などからなる。金属触媒に比べて安価で、環境負荷が小さいものが多い。酵素と異なり、高温や酸性の下でも利用できる。主に不斉合成を制御する有...
ゆうりし‐ふさい【有利子負債】
銀行からの借入金、社債、CB(転換社債)の発行による返済金など、利子を付けて返済しなければならない負債。その残高は企業の財務の健全さを示す指標の一つとされる。残高が小さいほど健全とみられる。「—...
ゆき‐ふみ【雪踏み】
1 道に積もった雪を踏みかためること。また、その作業。《季 冬》「—も神に仕ふる男かな/素十」 2 1に用いる道具。わらで小さい俵のように編んだものを二つ作り、上から足を入れて歩きながら雪を踏み...
ゆき‐やなぎ【雪柳】
バラ科の落葉小低木。川辺に生える。枝は弓なりに垂れ、葉は柳のように細くて小さい。春、白い小花が枝上に並んで咲き、雪が積もったように見える。庭や公園によく植えられる。こごめばな。こごめざくら。こご...
ユークリッド‐の‐ごじょほう【ユークリッドの互除法】
二つの整数の最大公約数を求める算法。大きい方の数を小さい方の数で割り、その剰余で小さい方の数を割る演算を繰り返す。最後に残る除数が求める最大公約数となる。二つの整式についても成り立つ。ユークリッ...
よ‐たか【夜鷹/蚊母鳥/怪鴟】
1 ヨタカ目ヨタカ科の鳥。全長約29センチ。全体に茶褐色の細かい模様があり、くちばしは小さいが、口は開くと大きく、周りに長い剛毛をもつ。夜、飛びながら昆虫を捕食し、キョキョキョと早口で鳴き、枝に...
裄丈(よたけ)も無(な)・い
着物のゆき丈にも及ばない。幼いこと、小さいことにいう。「—・い者たたいて何になる」〈伎・幼稚子敵討〉
よつば‐むぐら【四葉葎】
アカネ科の多年草。山野や道端にみられ、高さ20〜40センチ。細い茎に楕円形の小さい葉を4枚ずつ輪生する。5、6月ごろ、淡黄緑色の小花をつける。《季 夏》