こいえ‐がち【小家勝ち】
[名・形動]小さな家がたくさん建て込んでいるさま。「堀の幅の狭くなるにつれて次第に貧気(まずしげ)な—になって」〈荷風・濹東綺譚〉
こ‐いた【小板】
1 小さな板。板切れ。 2 茶室で炉が向こう切りのとき、炉と壁との間に入れる板。 3 茶道で、風炉(ふろ)の下に敷く板。
こ‐いただき【小戴】
1 糝粉餅(しんこもち)を丸く平たくして、中央部に小豆あんを少量のせたもの。いただきもち。 2 幼児の食い初めの祝いなどに作る、小さな重ね餅。また、そのなかの、最小のもの。
コイン‐ケース
《(和)coin+case》 1 主に硬貨を入れて持ち運ぶための小さな財布。小銭入れ。 2 硬貨を金種別に分類収納するプラスチック製の箱。
こう‐ごう【香合/香盒】
香を入れる小さな容器。漆器・木地・蒔絵(まきえ)・陶磁器などがある。香箱。
こう‐とう【紅灯】
1 赤い灯火。また、赤い紙を張った丸い小さな提灯(ちょうちん)。 2 色町(いろまち)のともし火。歓楽街の華やかな明かり。
こうとう‐きょう【喉頭鏡】
喉頭内部を診察する医療器具の一。金属の柄の先に、小さな鏡を取り付けたもの。
こう‐もく【綱目】
《「綱」は網の大綱(おおづな)、「目」は網の目の意》物事の大要と細部。物事を分類・整理するときの大きな区分けと小さな区分け。
こうもり‐そう【蝙蝠草】
キク科の多年草。高さ60〜90センチ。葉は三角状ほこ形で、三つに裂け、翼を広げたコウモリを思わせる。9、10月ごろ、淡紫色の小さな頭状花を多数つける。
こおり‐がけ【氷掛(け)】
コンペイトーの製法。菓子種に氷蜜をかけ、熱した銅板の上を転がして蜜を乾燥させ、全面に小さな角をつくる。