すんぜん‐しゃくま【寸善尺魔】
小さな善と大きな魔。世の中には、よいことはほんの少ししかなく、悪いことのほうがずっと多いこと。また、よいことが少しあっても、悪いことに邪魔されること。
すん‐てつ【寸鉄】
1 小さな刃物。「身に—も帯びず敵中に入る」 2 人の急所をつくような、短くて、深い意味をもつ言葉。「—人を刺す」
ずれ
1 位置・時期などが基準・標準から、少しはずれた状態にあること。「帯の—を直す」「印刷の—」 2 考え方や感じ方などに少し隔たりがあること。食い違い。「意見の—を調整する」「感覚の—を生じる」 ...
セイファート‐ぎんが【セイファート銀河】
米国の天文学者セイファート(C.K.Seyfert)が1943年に発見した、銀河系外の活動銀河の一。小さな明るい核をもち、スペクトルは幅の広がった輝線を示す。
せいぼマリア‐の‐いえ【聖母マリアの家】
《Meryem Ana Evi》トルコ西部の町セルチュクにあるキリスト教徒の聖地。イエスの死後、聖母マリアはエフェソスで使徒ヨハネと晩年を過ごしたとされたが、最期を迎えた家は長らく見つからなかっ...
積羽(せきう)舟(ふね)を沈(しず)む
《「淮南子(えなんじ)」繆称訓から》軽い羽根も大量になると、その重さで舟も沈む。小さなことも積もり重なると大事になることのたとえ。
せきしつ‐いんせき【石質隕石】
主成分が珪酸塩鉱物の隕石。落下する隕石の約90パーセントを占める。小さな球状の粒を含むコンドライトと含まないエイコンドライトとに分けられる。
せき‐れき【石礫】
小さな石。石ころ。
セタール【(ペルシア)setār】
イランのリュート型撥弦(はつげん)楽器。金属弦が4本張られている。梨(なし)形の小さな胴には響板が張られ、細長い棹(さお)には可動式フレットが結ばれている。人差し指の爪(つめ)で弾奏する。
せっかいか‐だんきゅう【石灰華段丘】
石灰華による小さな池が、階段状に積み重なった地形。湧泉や地下水に含まれる炭酸カルシウムが析出・沈殿して形成される。石灰岩地域のカルスト地形の一種。石灰華段。