しき‐ばり【敷梁】
小屋梁が長いとき、その途中で直角方向に配する大きな梁。
しき‐わら【敷き藁】
作物の根もとや家畜の小屋などに敷く藁。しきぐさ。
しけ・し【蕪し】
[形シク]きたない。荒れている。「葦原の—・しき小屋に菅畳(すがたたみ)いやさや敷きて我が二人寝し」〈記・中・歌謡〉
しこ‐や【醜屋】
汚い小屋。「さし焼かむ小屋(をや)の—にかき棄(う)てむ破薦(やれごも)を敷きて」〈万・三二七〇〉 [補説]用例の原表記は「四忌屋」で、「しきや」と読む説もある。
しじょう‐がわら【四条河原】
京都四条大橋付近の賀茂川の河原。江戸時代、芝居小屋や茶屋でにぎわった。
した‐や【下家/下屋】
1 母屋(おもや)に付属する小さな家や小屋。 2 縁の下。床下。「縁の—にそっと入れ」〈浄・曽根崎〉 3 床下(ゆかした)の部屋。懸け造りの家の下の部屋、または、2階屋の階下の部屋をいう。「—へ...
しの‐や【篠屋】
篠で屋根をふいた小屋。「旅人のかりの—に年暮れてけふ二年(ふたとせ)に成りにけるかな」〈永久百首〉
しば‐べや【柴部屋】
薪などをしまっておく小屋。「—にしのびて物の陰より覗けば」〈浮・一代男・七〉
しば‐や【柴屋】
1 柴やたき木などを積んでおく小屋。 2 柴で屋根をふいた家。柴ぶきの家。粗末な家。「くらぶ山かこふ—のうちまでも心をさめぬ所やはある」〈夫木・三〇〉
しば‐や【芝屋/芝居】
しばい。また、しばい小屋。「貴様一人—へ行くなんて」〈漱石・明暗〉