こ‐ぎれ【古切/古裂】
近世以前に中国などから渡来した金襴(きんらん)・緞子(どんす)などの織物。茶道の名物の袋や和装の小物に用いられて珍重された。
こ‐ぎれ【小切れ/小布】
1 布地の小さい切れ端。「—をはぎ合わせる」 2 歌舞伎で、役者の衣装に付属する布製の小物。手ぬぐい・足袋・鉢巻きなど。紙・タバコなどの消耗品を含むこともある。小切れ物。
ごう‐ちょう【郷帳】
江戸時代の、幕府または諸藩の徴租台帳。地方(じかた)三帳の一。本途物成(ほんとものなり)・小物成(こものなり)・高掛物(たかがかりもの)、その他定納の運上・冥加(みょうが)などにつき、一村ごとの...
ざ‐こ【雑魚/雑喉】
《「ざっこう(雑喉)」の音変化》 1 いろいろな種類の入り交じった小魚。また、小さい魚。じゃこ。 2 地位の低い者、取るに足りない者をたとえていう語。小物。「—は相手にしない」
雑魚(ざこ)の魚(とと)交(ま)じり
《雑魚が大きな魚の中に交じっている意》小物が大物の中に交じっていること。能力にふさわしくない地位にいることなどのたとえ。 [補説]この句の場合、「魚交じり」を「うおまじり」とは読まない。「とと」...
シャネラー
《(和)Chanel+er》服飾ブランドのシャネルを愛好し、上着から小物にいたるまでシャネルの商品でコーディネートしている人。→シャネル
しんげん‐ぶくろ【信玄袋】
布製平底の手提げ袋で、口をひもで締めるようにしたもの。明治中期以降から流行。和服を着た女性が小物入れなどに使う。名の由来は未詳。合切袋(がっさいぶくろ)。
セルフ‐メード【self-made】
自分で作ったもの。自分で仕上げたもの。「—の小物」
ちょう‐もつ【寵物】
気に入り、かわいがっているもの。特に、気に入りの妾(めかけ)。「知足院殿に、小物御前と申す御—ありけり」〈元禄版著聞集・一五〉
つつみ【包み】
[名] 1 紙や布などで包むこと。また、そのもの。「—をほどく」「小物をまとめて—にする」 2 物を包むのに使う物。風呂敷の類。「よき—、袋などに、衣(きぬ)ども包みて」〈枕・四六〉 [接尾...