こをつれて【子をつれて】
葛西善蔵(かさいぜんぞう)の小説。大正7年(1918)発表。借家を出され、子供を連れて夜の街をさまよい歩く貧しい小説家の哀感を描く。
ごじゅうまんねんのしかく【五十万年の死角】
伴野朗の推理小説。昭和51年(1976)、第22回江戸川乱歩賞を受賞した、著者の小説家デビュー作。
ゴライのあくま【ゴライの悪魔】
《原題、(イディッシュ)Der Sotn in Goray》米国の小説家シンガーの長編小説。1932年にポーランドで刊行された処女作。英語版は1935年刊。
ごろうぎつね【五郎ぎつね】
小説家、伊藤永之介による児童文学作品。昭和28年(1953)10月、第2回小学館児童文学奨励賞受賞。
ゴースト‐ライター【The Ghost Writer】
米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1979年刊行。ロス自身を思わせる小説家、ネイサン=ザッカーマンを主人公とする作品の一。アンネ=フランクを主題とする。以後「解き放たれたザッカーマン」「解剖学...
サイドカーにいぬ【サイドカーに犬】
長嶋有の短編小説。平成13年(2001)第92回文学界新人賞を受賞。著者の小説家としてのデビュー作。平成19年(2007)映画化。
さっ‐か【作家】
芸術作品の制作をする人。また、それを職業とする人。特に、小説家。「—志望」 [補説]書名別項。→作家
さっかのせきにん【作家の責任】
《原題The Responsibilities of the Novelist》米国の小説家ノリスの評論。1903年刊。作家は民衆に真実を伝えるべきであると説く。
さんしょううおせんそう【山椒魚戦争】
《原題、(チェコ)Válka s mloky》チェコの劇作家・小説家、チャペックによるSF小説。1936年刊。人の言葉を理解する山椒魚が人類社会に入り込み、やがて人類を支配するため、戦いを挑んで...
さんにんのへいし【三人の兵士】
《原題Three Soldiers》米国の小説家、ドスパソスの小説。1921年刊。第一次大戦時の自らの体験を描く。別邦題「三人の兵隊」「三兵卒」。