こ‐わっぱ【小童】
《「こわらは」の音変化》子供や未熟者をののしっていう語。小僧。若僧。「—のくせに口出しをするな」
こ‐わらわ【小童】
子供。こわらべ。「—の肩をおさへて、聞こえぬ事ども言ひつつ」〈徒然・一七五〉
こ‐わり【小割(り)】
1 材木を小さく割ること。また、その割ったもの。 2 木材の規格の一。木口2.5センチ前後、長さ1.8メートルほどの角材。 3 まき割り用の鉈(なた)。 4 古く、面積の単位の反(たん)を小さく...
さ【狭/小】
[語素]名詞に付いて接頭語的に用いられ、その物の幅が狭いという意を表す。「—物」「—織り」
さ‐えだ【小枝】
こえだ。えだ。「明けされば榛(はり)の—に夕されば藤の繁みに」〈万・四二〇七〉
さ‐おしか【小牡鹿】
《「さ」は接頭語》雄の鹿。おじか。《季 秋》「—のよび下る月の尾上かな/闌更」
さおしか‐の【小牡鹿の】
[枕]小牡鹿の分け入る野の意から、地名の「入野(いりの)」にかかる。「—入野のすすき初尾花」〈万・二二七七〉
さ‐さ【細/小】
[接頭]《「さざ」とも》主として名詞に付いて、細かい、小さい、わずかなという意を表す。「—にごり」「—波」
ささ‐え【小筒/竹筒】
1 酒を入れる携帯用の竹筒。「花の下へ遊山におじゃるほどに、—を先へ急いで持てけ」〈虎清狂・猿座頭〉 2 「提(さ)げ重箱」に同じ。「持たせしやり手の杉折や、かぶろが袖にさげ重の、—しつらひ」〈...
ささ‐ぐり【笹栗/小栗】
シバグリの別名。