しょう‐かん【小官】
[名]地位の低い官吏。微官。⇔大官。 [代]一人称の人代名詞。官吏が自分を謙遜していう語。「—の不徳の致すところ」
しょう‐かん【小寒】
二十四節気の一。1月5日ごろ。このころ、寒さがやや厳しくなる。《季 冬》「—やふるさとよりの餅一荷/月草」
しょう‐かん【小感】
ちょっと感じたこと。ちょっとした感想。寸感。「折々の—を書きとめる」
しょう‐かん【小閑/少閑】
わずかのひま。小暇。「—を得る」
小寒(しょうかん)の氷(こおり)大寒(だいかん)に解(と)く
小寒よりも大寒のほうがかえって暖かいこと。物事が必ずしも順序どおりにいかないことのたとえ。
しょう‐が【小我】
1 仏語。凡夫の我。また、個人的な狭い範囲に閉じこもった自我。「—にとらわれる」⇔大我。 2 インド哲学で、差別界の自我。他と区別した自我。⇔大我。
しょうが【小雅】
「詩経」の分類の一。六義(りくぎ)の一つである雅を、大雅とともに構成する。周王朝の儀式・祭祀・宴席などでうたわれた、短い民謡風な歌74編を収める。
しょう‐がいねん【小概念】
論理学で、定言的三段論法において、結論の主語となる概念。小名辞。
しょう‐がく【小学】
1 「小学校(しょうがっこう)」の略。「—一年生」 2 古代中国、夏・殷・周3代の学校で、8歳以上の児童を教育したところ。進退・洒掃(さいそう)・造字などを教えた。 3 《2で主として文字構成の...
しょうがく【小学】
中国宋代に、朱熹(しゅき)の門人劉子澄(りゅうしちょう)が編集した初学者用の教科書。全6巻。1187年成立。日常の礼儀作法や格言・善行などを古今の書から集めたもの。江戸時代に用いられた。