こ‐ぬか【小糠/粉糠】
玄米を精白するとき、その表皮が細かく砕けてできる粉。ぬか。
こぬか‐あめ【小糠雨】
雨滴が霧のように細かい雨。ぬか雨。
こぬか‐ぐさ【小糠草】
イネ科の多年草。原野に群生し、高さ0.6〜1メートル。葉は線形。夏、紫色がかった小さな穂を多数円錐状につける。
小糠(こぬか)三合(さんごう)あるならば入(い)り婿(むこ)すな
男はわずかでも財産があるなら、他家へ入り婿せず、独立して一家を構えよ。男は自立の心構えを持つべきであることのたとえ。また、入り婿の苦労の多いことのたとえ。小糠三合持ったら養子に行くな。
こ‐ねぎ【小葱】
⇒葉葱
こ‐ねこ【小猫/子猫/仔猫】
小さな猫。また、猫の子。《季 春》「スリッパを越えかねてゐる—かな/虚子」 [補説]書名別項。→小猫
こねこ【小猫】
村井弦斎の小説。明治24年(1891)から翌明治25年(1892)にかけて「郵便報知新聞」に連載。
こ‐ねずみ【小鼠/子鼠】
小さいネズミ。また、ネズミの子。
こ‐ねた【小ねた】
雑談などの中で取り上げられるちょっとした話題。また、その元となる出来事。「街で—を拾う」
こ‐ねまき【小寝巻】
小さな掻巻(かいまき)。