なお‐なお【尚尚/猶猶】
《「なお」を重ねて強めた語》 [副] 1 ますます。さらに。「—努力が求められる」 2 まだやはり。依然として。「—も康頼を恋しと思しめされん時は」〈延慶本平家・一末〉 [接]手紙文などの最...
なおなお‐がき【尚尚書(き)】
手紙で、本文のあとに書き添える文。「尚々」の語で書き始めるところからいう。追而(おって)書き。二伸。追伸。
なお‐の‐こと【尚の事】
[副]「なお」を強めていう語。なおさら。よりいっそう。「天気がよければ、—旅は楽しい」
なお‐また【尚又】
[接]話し終わったあとに、さらに別の事柄を言い添えるのに用いる。その上さらに。そのほかに。「—、参加者には記念品を贈呈します」
なお‐も【尚も】
[副]その上まだ。あいかわらず。「深更、—議論が続く」
なお‐もって【尚以て】
[副] 1 それでもやはり。それでもまだ。「催促したのに、—できない」 2 なおさら。いっそう。「聞けば—分からなくなる」