もっとも【尤も】
[名・形動]道理にかなっていること。なるほどその通りだと思われること。また、そのさま。当然。「—な言い分」「いやがるのも—なことだ」 [接]前の事柄を肯定しつつ、例外あるいは一部相反する内容...
もっとも‐しごく【尤も至極】
[名・形動]全く道理にかなっていてうなずけること。また、そのさま。尤も千万。「—な理由」
もっとも‐せんばん【尤も千万】
[名・形動]「尤も至極」に同じ。「そう思うのも—だ」
もっとものそうし【尤草紙】
仮名草子。2巻。斎藤徳元作。寛永9年(1632)刊。枕草子に模して、全80項目にわたる物尽くしを収める。
もっとも‐らし・い【尤もらしい】
[形][文]もっともら・し[シク]いかにも道理にかなっているようである。また、いかにもまじめくさっている。「—・く理屈をつける」「—・い顔つきで講釈する」 [派生]もっともらしげ[形動]もっとも...
ゆう【尤】
[形動][文][ナリ](「ゆうなるもの」の形で)特に、すぐれているさま。「正宗(まさむね)は刀剣の—なるものだ」
ゆう【尤】
[人名用漢字] [音]ユウ(イウ)(漢) [訓]もっとも すぐれている。「尤物」
ゆう‐ど【尤度】
統計学で、もっともらしさ。「—比」
ゆう‐ぶつ【尤物】
1 同類の中で、特にすぐれたもの。 2 美しい女性。美女。美人。「十六七の島田の—を」〈魯庵・社会百面相〉