はこ‐じゃく【箱尺】
水準測量で用いる、水平視線の高さを測定する標尺。全長2〜5メートルあるが、箱状の尺が二段または三段に入れ子状になっていて、必要に応じて引き出す。標尺。
は‐じゃく【端尺】
大人(おとな)物の長着が仕立てられる規定の長さに足りない和服地。余り布。
は‐じゃく【羽尺】
大人の羽織1着が仕立てられる長さの反物。ふつう、幅約36センチ、長さ約8.5〜9.4メートル。⇔着尺(きじゃく)。
ばい‐しゃく【倍尺】
製図で、小形・複雑な物体を縮尺を拡大して描くこと。また、その倍率。拡大尺。
ひながた‐ざし【雛形尺】
鯨尺(くじらじゃく)の3寸5分を1尺とした物差し。
ひょう‐しゃく【標尺】
水準測量で、計測点に垂直に立て、水準儀の水平視線の高さを読み取るための目盛り尺。箱尺・折れ尺などがある。
ひれい‐じゃく【比例尺】
線分を一定の比で拡大したり縮小したりするのに用いる尺度。
びょうしょうろくしゃく【病牀六尺】
正岡子規の随筆集。病床の著者が、自身の病状や時勢などについての所感を書いたもの。明治35年(1902)発表。
ふく‐しゃく【副尺】
長さや角度を測る主尺の一目盛り以下の値をさらに細かく読むための補助目盛り尺。→バーニヤ
まがり‐がね【曲(が)り尺/曲(が)り金】
「曲尺(かねじゃく)」に同じ。