しり‐あし【後足/尻足】
あと足。うしろ足。「鹿の—を取りて肩に引き掛けて」〈今昔・二三・二三〉
しり‐あて【尻当て】
衣服などの尻に当たる部分に、補強のためにつける布。居敷当て。
しり‐い【尻居】
尻もちをつくこと。「猪熊の爺(おじ)は、—に倒れて」〈芥川・偸盗〉
しりうち‐まつり【尻打ち祭】
富山市婦中(ふちゅう)町鵜坂(うさか)の鵜坂神社で、6月16日(もと陰暦5月16日)に行われる祭り。神官が婦女にその年に関係した男の数を言わせ、その数だけサカキのつえで女の尻を打つ。笞(しもと)...
しり‐うま【尻馬】
1 他の人が乗っている馬の後ろ。また、前を行く馬の後ろ。 2 人の言動に便乗して事を行うこと。「—に付く」
尻馬(しりうま)に乗(の)・る
分別もなく他人の言動に同調して、軽はずみなことをする。人のあとについて、調子に乗ってそのまねをする。「—・って騒ぐ」
しり‐お【尻尾】
動物の尾。しっぽ。
しり‐おし【尻押し】
[名](スル) 1 後ろから人の尻を押してやること。また、その人。 2 背後にいて人を援助すること。また、その人。あと押し。
しり‐おも【尻重】
[名・形動]めんどうがって、容易に動こうとしないこと。また、そのさま。「—な人」
しり‐かくし【尻隠し】
1 自分の失敗や悪事を覆い隠すこと。 2 ズボンの尻にあるポケット。