あまびこ
予言獣の一。海から現れて疫病の流行を予言、また病難を逃れる方法を伝えたとされる。「海彦」「尼彦」などとも表記され、姿もさまざまに描かれた。
あま‐びたい【尼額】
髪を尼削(そ)ぎにしたときの額。「さだ過ぎたる—の見つかぬに」〈源・手習〉
あま‐ほうし【尼法師】
出家した女性。尼。尼僧。
あま‐みだい【尼御台】
「尼御台所(あまみだいどころ)」の略。
あま‐みだいどころ【尼御台所】
大臣・大将・将軍の妻で、出家した人。
あま‐みや【尼宮】
出家して仏門に入った皇女。「故朱雀院の、とりわきてこの—の御事をば聞こえおかせ給ひしかば」〈源・宿木〉
に【尼】
[名]《「比丘尼」の略》出家して戒を受けた女性。あま。 [接尾]出家した女性の名の下に添えて用いる。「蓮月—」
に【尼】
[常用漢字] [音]ニ(呉) ジ(ヂ)(漢) [訓]あま 〈ニ〉 1 あま。「尼僧/禅尼・僧尼・老尼」 2 外国語の音訳字。「尼港/摩尼・牟尼(むに)」 [補説]1も梵語の音訳字で「比丘尼(び...
に‐こう【尼公】
尼になった高貴の女性を敬っていう語。あまぎみ。
にこう【尼港】
ロシアの都市ニコラエフスクナアムーレの日本名。