やまびこ。こだま。一説に、天人とも。

「―よ雲のまがきに言づてん恋の蛍は燃え果てぬべし」〈夫木・八〉

《雨後に出てくるところから》ヤスデの古名。

「いなごまろ、―なむなど付けて、召し使ひ給ひける」〈堤・虫めづる姫君

予言獣の一。海から現れて疫病の流行を予言、また病難を逃れる方法を伝えたとされる。「海彦」「尼彦」などとも表記され、姿もさまざまに描かれた。