いっ‐しゃく【一尺】
1 尺貫法の長さの単位。→尺 2 サケ・タラなどの魚1尾。「—より定まりて腹もみちあひ、はらわたも出でたる故に、鮭をば—といへり」〈名語記・六〉
いっ‐ぱい【一杯】
[名] 1 一つの杯・茶碗などに入る分量。「コップ—の水」 2 ちょっと酒を飲むこと。「帰りに—やりませんか」 3 イカ・タコや船一つ。→杯(はい) 4 金1両。「祝儀は女郎へ、壱分を二三十粒...
いっ‐ぺん【一偏】
[名・形動ナリ] 1 一方にかたよること。また、そのさま。「—の我執によりて朝恩をもかへり見ず」〈折たく柴の記・下〉 2 気持ちがある物事一つに向かうこと。いちずなさま。「—に思ひ切って鎌倉中に...
いっ‐ぺん【一遍】
1 一回。一度。「—乗ってみたい」→一遍に 2 ひとわたり。一部始終。「理趣分をこそ—読み侍りしか」〈発心集〉 3 (名詞の下に付き、接尾語的に用いて)表面のみで、内実のこもらないさまを表す。「...
いっぽんがたなどひょういり【一本刀土俵入】
長谷川伸の戯曲。2幕。昭和6年(1931)、雑誌「中央公論」6月号に発表。同年7月、東京劇場にて6世尾上菊五郎、5世中村福助らの出演により初演。歌舞伎のほか、映画化、テレビドラマ化作品もある。
いつき‐め【斎女】
春日神社・大原野神社で、神事に奉仕する未婚の少女。松尾神社では斎子(いご)という。
いとけ‐な・い【幼い/稚い】
[形][文]いとけな・し[ク]《「ない」は意味を強める接尾語》おさなくて小さいさま。あどけない。「—・い子」 [派生]いとけなげ[形動]いとけなさ[名]
いとまき‐えい【糸巻鱝】
エイ目イトマキエイ科の海水魚。全長約2.5メートル。体はひし形で扁平、尾は細いむち状。頭に耳の形をしたひれが一対ある。海の中層ないし表層を遊泳。同科にはエイ類中最大のオニイトマキエイも含まれ、マ...
いとより‐だい【糸縒鯛】
スズキ目イトヨリダイ科の海水魚。全長約35センチ。体は細長く、やや側扁し、紅色の地に6本の黄色縦帯が走る。尾びれの上部の軟条が糸状に伸びている。本州中部以南の近海に多い。冬に美味。いとくりうお。...
いなお‐かずひさ【稲尾和久】
[1937〜2007]プロ野球選手・監督。大分の生まれ。昭和31年(1956)西鉄(西武の前身)に入団、投手として活躍し、1年目から21勝をあげて新人王となる。同33年巨人との日本シリーズで、3...