ねん【年】
[名] 1 1年。とし。「—に一度の祭り」 2 「年季」の略。「—が明ける」
[接尾]助数詞。 1 年号・年数を表すのに用いる。「平成七—」「西暦一九九五—」 2 年齢・学年を表すのに用いる...
のう【濃】
[常用漢字] [音]ノウ(慣) [訓]こい 〈ノウ〉 1 こってりとしている。色や味がこい。「濃艶(のうえん)・濃厚・濃縮・濃淡・濃密・濃霧」 2 美濃(みの)国。「濃州・濃尾」
〈こ〉「濃...
の‐うさぎ【野兎】
1 ウサギ科の哺乳類。体長約50センチで尾は短い。森林や草地にすみ、体は茶色で、耳は長くて先が黒い。子は生まれたときすでに毛が生えそろい、目も開き、すぐ活発に動き回る。夜行性で、きわめて神経質。...
のう‐び【濃尾】
美濃(みの)と尾張(おわり)。
のうび‐じしん【濃尾地震】
明治24年(1891)10月28日、岐阜・愛知両県を中心に起きた大地震。マグニチュード8.0で、死者7273名、全半壊家屋22万2501に達し、根尾谷(ねおだに)断層が出現した。
のざらしきこう【野ざらし紀行】
俳諧紀行。1巻。松尾芭蕉作。貞享2〜4年(1685〜1687)成立。貞享元年8月、江戸を出立して郷里伊賀から大和・美濃などを訪れ、翌年京都・尾張・甲斐などを経て4月江戸に帰るまでの紀行。甲子吟行...
のじり‐こ【野尻湖】
長野県北部、信濃町にある湖。斑尾(まだらお)山による堰(せ)き止め湖。面積4.4平方キロメートル。湖畔に外国人別荘村がある。昭和37年(1962)以来の発掘でナウマンゾウなどの化石が多数出土した。
のす
[接尾]接尾語「なす」の上代東国方言。…ように。「利根川の川瀬も知らず直(ただ)渡り波に逢ふ—逢へる君かも」〈万・三四一三〉 [補説]「なす」に比べると、動詞に付く例が多く、連用修飾語として用い...
の‐すり【鵟】
タカ科の鳥。全長52センチくらい。上面は褐色でトビに似るが、尾羽は広げると扇形で切れ込みがない。ネズミ・カエル・小鳥などを捕食。日本では留鳥。山地で繁殖し、秋・冬には低地でみられる。くそとび。
のぞむらく‐は【望むらくは】
[連語]《「恐らくは」などの類推から、動詞「望む」に接尾語「らく」と係助詞「は」の付いたもの》望むことは。願わくは。どうか…であってほしい。「—子らのすこやかに育たんことを」